タイル剥落防止JKテラピン工法

無振動、低騒音のアンカー施工で外壁仕上げ落下を効率的にストップ!

タイルの剥落事故は、時には人命に関わることにもなりかねません。タイル陶片の浮き補修の一つとして、国土交通大臣官房官庁営繕部監修の公共建築改修工事標準仕様書に「注入口付アンカーピンニングエポキシ樹脂タイル固定工法」が規定されています。

この工法は、タイル表面に直接穴をあけ注入口付アンカーピンを挿入し、さらにエポキシ樹脂を注入して固定するものです。タイル剥落防止対策に、是非ご活用下さい。

JKテラピン工法

JKテラピン工法

JKテラピン工法とは

タイルの落剥を防止するため、タイル表面に直接穴をあけ注入口付アンカーピンを挿入し、さらにエポキシ樹脂を注入して固定する工法です。

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JKテラピン工法


タイルの落剥を防止するため、タイル表面に直接穴をあけ注入口付アンカーピンを挿入し、さらにエポキシ樹脂を注入して固定する工法です。


性能


1.タイル陶片の浮きは張り替えを行っていましたが、当工法は、張り替えよりも経済的です。

2.無振動・低騒音の特殊ドリルを使用しますので、日中の作業や病院施設等での施工も可能です。

3.穿孔部は特殊キャップで仕上げますので、目立たずタイルの意匠性は損ないません。



施工手順


01. 穿孔位置の決定

タイルの中心部にマーキングします。タイルにひび割れが生じている場合は、ひび割れの両側2ヵ所に打つことを原則とします。


02. 穿孔・2段掘り

低騒音・低振動ドリルを使用し、穿孔深さは躯体に20mm以上とします。化粧キャップ装着のための2段掘りは、化粧キャップメーカーが指定するビットを使用します。


03. アンカーピンの挿入

アンカーピンを穿孔した箇所に挿入し、専用の打込み棒で内部コーン(中玉)を所定の位置まで打込みます。


04. 注入作業

樹脂注入器(グリスポンプ)を用いて、エポキシ樹脂(又はアクリル樹脂)を静かに漏れがないことを確認しながら注入します。


05. 仕上げ

エポキシ樹脂(又はアクリル樹脂)注入終了後、タイルと同色に調色した化粧キャップを挿入し仕上げます。


特殊アンカーピンについて

強度が抜群のスーパーJKピン

スーパーJKピン(SJKピン)はJKテラピン専用に開発された特殊アンカーピンです。

ステンレス製(SUS304)ですので、錆の心配がありません。ピン側面に複数の孔が開いているので、樹脂がスムーズに入り、ピンの引抜強度・剪断強度が大幅に向上します。頭抜強度も抜群です。

アンカーピンの仕様・性能

引抜強度
2.8KN(274.4kg)
剪断強度3.7KN(362.6kg)
頭抜強度2.9KN(284.2kg)

RC用

サイズ
商品名
35mmSJK4.5-35R
50mmSJK4.5-50R
70mmSJK4.5-70R
85mm
DB4.5-85R
100mmDB4.5-100R

ALC用

サイズ
商品名
50mm
DB4.5-50R
75mm
DB4.5-75R